こんにちは、えむです♪
英語勉強中だけど、発音が苦手。
どうしたらネイティブみたいに発音できるようになるの?
どうしたらネイティブみたいに発音できるようになるの?
本記事ではこんなお悩みを解決します。
この記事では、日本生まれ、日本育ちの私がネイティブに近い発音を手に入れるために
練習してきた方法をご紹介します。
❁本記事の内容
・英語の発音を良くするメリット3つ
・英語の発音を良くする方法3つ
・英語の発音を良くする方法3つ
❁本記事の信頼性
本記事を書いている私は日本生まれ・日本育ちで、英検1級を取得しています。
新卒で約10年間、私立中高の英語教員を経験後、出産を機に退職。
一緒に発音練習をしながら、英会話のフレーズを身につけましょう✨
英検1級について書いた記事はこちら👇
英検1級持ってると、どんな価値があるの?人生を変える切符を手に入れた話
本記事では「英検1級を持っていると、どんな価値があるのか」について解説します。英検1級取得で人生を変える切符を手に入れた体験談をお話します。
英語の発音を良くするメリット3つ
突然ですが、みなさんは、こんな経験をしたことはありませんか?
文法ミスのない自然な表現で話しているのに、発音のせいで言いたいことが伝わらなかった。
フォニックスや発音記号を勉強したけど、ネイティブみたいに話せるようにはならなかった。
そんな方は、本記事で紹介する方法をぜひ試してみてください。
発音が上達することで、以下のようなメリットがあります。
1.1 意思の疎通がとりやすくなる
最近では、ジャパニーズ・イングリッシュもだいぶ市民権を得てきており、多少発音に癖がある程度であれば、意思の疎通がとれるようになってきています。
(私も未だに、自分の発音の中に日本人っぽさを感じる瞬間がありますが、ちゃんと言いたいことは伝わります)
なので、完璧な発音でなくとも勇気をもって話すことは重要です。
ただ、あまりにも本来の発音とかけ離れてしまっている場合は、なかなか相手に言いたいことが伝わりません。
折角英語を勉強するのですから、伝わる発音を身に着けたいですよね。
大丈夫。
練習を重ねることで、相手から聞き返される回数は圧倒的に少なくなります。
伝わった!
という喜びは自信になり、さらなる学習継続の動機になり、良いサイクルを作ることができます。
1.2 単語やフレーズを覚えやすくなる
発音を練習することのもう一つのメリットは、単語やフレーズを覚えやすくなることです。
詳しくは後述しますが、ネイティブのような発音を目指すためには、リンキング(子音+母音)やリダクション(音の弱化/脱落)の練習が必須です。
簡単に説明すると、
一つのフレーズを一単語のように発音すること
なのですが、この練習を重ねる(Output)ことで、単語帳での暗記に頼る(Input)ばかりではなく、自然とフレーズを身に着けることができるようになります。
結果として、使える単語やフレーズ(Active Vocabulary)を増やすことができるので、
一石二鳥です。
1.3 自分の英語に自信が持てるようになる
以上をまとめると
相手と意思の疎通がとれるようになることで、
自分の英語は伝わる英語である
という客観的な評価を得ることができます。
また、使えるフレーズが増えることで、
自分はこれなら英語で言えるぞ
と主観的に英語が上達した実感を持つことができるでしょう。
客観的にも主観的にも、発音が上達した実感を持つことで、結果として自分の英語に自信が持てるようになります。
英語の発音を良くする方法3つ
1.1 ネイティブの発音を耳コピする
発音の上達のためには、フォニックスや発音記号を勉強することが第一歩です。
しかし、フォニックスや発音記号はあくまでルールを理解するための土台です。
従って、残念ながらフォニックスや発音記号通りに発音する練習のみでは、ネイティブ並みの発音を手に入れることはできません。
では、どうしたらよいのか?
耳コピです
私は長年ずっと、ネイティブの発音を耳コピすることで英語の発音を身に着けてきました。
とにかく
聞こえた通りに言えるようになるまで、何度も発音してみること
教材は何でもよいですが、自分のレベルに合ったものを選んでください。
「一時停止可能+字幕あり+無料」なので、私はYouTubeを活用しています。
義務になってしまうと続かないので、好きな映画の台詞等でやるのがおすすめ。
私は耳コピをやりすぎて(?)、日本語よりも先に英語のフレーズが出てくる域に達しました!そうなったらバイリンガルはもう目前です。
「一時停止可能+字幕あり+無料」なので、私はYouTubeを活用しています。
義務になってしまうと続かないので、好きな映画の台詞等でやるのがおすすめ。
私は耳コピをやりすぎて(?)、日本語よりも先に英語のフレーズが出てくる域に達しました!そうなったらバイリンガルはもう目前です。
ただ、さすがに闇雲に練習してもできるようにはならないので、その際に参考にするのが、
フォニックスや発音記号なのです。
とはいっても、フォニックスも発音記号も学校ではあまり習わないんですよね・・
かく言う私も、どちらも体系的に学んだ派ではない(大学が英語系だったので、一応授業で発音記号を学ぶ機会はあったのですが・・記憶の彼方💦)ので、実はあまり得意ではありません。
発音記号については、どちらかと言うと、耳コピしてみて「ん?この発音、これで合ってる?」となった時に、調べてあとから学んでいったという感じです。
フォニックスについては、息子に英語を教える中で自分も改めて学んでいます。
発音記号からわかるのは
その単語一語のみ、正しく発音するとこうなりますよ
ということなので、実際に会話の中で使われている発音とは、少し異なっていることが多いです。
詳しくは後述しますが、理由は英語には下記のような特徴があるからです。
アクセント: 重要な部分(主語や動詞など)は強くゆっくり発音する
リンキング: 母音と子音をつなげて話す
リダクション: 重要でない(前置詞や冠詞など)は弱く発音する/発音しない
リンキング: 母音と子音をつなげて話す
リダクション: 重要でない(前置詞や冠詞など)は弱く発音する/発音しない
また、国や地域によっても発音は異なるため、あくまで発音記号は参考程度に留めておくようにしましょう。
結論
❁耳コピ最強
❁フォニックスや発音記号は、迷った時の道標
❁フォニックスや発音記号は、迷った時の道標
1.2 リンキング・リダクションを練習する
耳コピをする際に、発音と共に気を付けたい2点が、先述した「リンキング」と「リダクション」です。
では、それぞれ練習してみましょう。
❁ リンキング(子音+母音)
I put it into the fridge.
例えば、上の文では"put it into"の部分を一語のようにして読みます。
① まずはput itのみ練習しましょう。
put it
put の"T"と、it の"I"を繋げて「プティット」のような発音になると思います。
※アメリカ発音の場合、母音(U)の後に続く"T"が"D"に変化するので、「プディット」のように聞こえます。
② 次に、it intoの練習です。
it into
it の"T"と、"into"の"I"を繋げて「イティントゥ」のような発音になります。
※アメリカ発音の場合、母音(I)の後に続く"T"が"D"に変化するので、「イディントゥ」のように聞こえます。
③ ①と②を繋げてみましょう。
put it into
「プティッティントゥ」
❁ リダクション(音の弱化・脱落)
put it down
例えば、上のフレーズでは、itの"T"の音が、downの"D"の音に飲み込まれて脱落します。
put i(t) down
「プティッダァウン」
どうでしょう?
できましたか?
耳コピの際はリンキングとリダクションを意識してみてくださいね。
1.3 自分の発音を録音して聞いてみる
発音が上手になるためには、自分の発音を録音して聞いてみることがとても有効です。
私は大学時代、英語サークル(E.S.S.)に所属していました。
そこで、スピーチの大会に出場するために、自分の英語スピーチを録音して聞く機会があったのですが、これがかなり発音の改善につながりました。
当時はカセットテープに自分の声を録音して、予選審査に応募する形式だったのですが、
今はスマホ一つあれば、自分の声を録音して聞くことは簡単にできますよね。
以下の流れで練習してみてください。
① ネイティブの音声を聞く
② 同じセンテンス/フレーズを自分で読んで録音する
③ ①と②を比較する
② 同じセンテンス/フレーズを自分で読んで録音する
③ ①と②を比較する
いかがですか?
違いは何かわかりますか?
大体の場合、以下①~⑥のどれか(または複数)に当てはまると思います。
① 日本語にない発音が上手くできていない (例)l, r, th, f
② 単語のアクセント位置が違う
③ 子音のみの発音のあとに母音を入れてしまっている (例)fish, make, test
④ 日本語の癖でイントネーションが平板になってしまっている
⑤ リンキングができていない
⑥ リダクションができていない
❁ 日本語は口呼吸なのに対して、英語は腹式呼吸なので、話すときにどこから発声しているかによっても、聞こえ方は全然違います。
② 単語のアクセント位置が違う
③ 子音のみの発音のあとに母音を入れてしまっている (例)fish, make, test
④ 日本語の癖でイントネーションが平板になってしまっている
⑤ リンキングができていない
⑥ リダクションができていない
❁ 日本語は口呼吸なのに対して、英語は腹式呼吸なので、話すときにどこから発声しているかによっても、聞こえ方は全然違います。
原因がわからない場合は何度も聞き返して分析してみましょう。
まとめ
最後に、大切なことを2つお伝えしておきます。
① 基本的には通じればOKなので、こだわりすぎない
② 発音練習を楽しむこと
発音練習の目的は、相手と意思の疎通がとれるようになることです。
細かいことにこだわりすぎず、発音練習そのものを楽しむようにしましょう。
最後までお読みいただきありがとうございました。

毎日コツコツ!英語学習
英語・英会話,英検・TOEIC・TOEFL,大学入試英語