シャドーイングは意味ない?効果的なやり方とコツ【リスニング勉強法 Part4】

2022/07/15

英語学習

t f B! P L


こんにちは、えむです♪

シャドーイングは難しいイメージがあるけど、本当に効果があるの?
自分はシャドーイングに向いているのか知りたいな…






本記事ではこんなお悩みを解決します。





この記事では、日本生まれ、日本育ちで英検1級を取得した私が実践してきたリスニング勉強法をご紹介します。

リスニング勉強法はシリーズでお届けしています。

今回はPart4【シャドーイング編】です。

シャドーイングはリスニング力に加えて、スピーキング力の向上も期待できる学習法です。
しかし、上級者向けなので、これまでご紹介してきた学習方法をマスターしてから練習を開始することをおすすめします。

前回までの記事はこちら👇



❁本記事の内容
・シャドーイングとは
・シャドーイングの効果
・シャドーイングに向いていない人
・シャドーイングの効果的なやり方
・音源が自分の声で聞こえない?そんなときはどうするか?

❁本記事の信頼性
本記事を書いている私は日本生まれ・日本育ちで、英検1級を取得しています。
新卒で約10年間、私立中高の英語教員を経験後、出産を機に退職。
現在は英語力を活かしてメーカーで海外関係業務に従事しています。

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一緒に発音練習をしながら、英会話のフレーズを身につけましょう✨










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シャドーイングとは何か

「シャドーイング」とは、お手本となる英語の音声を聞きながら、そのすぐ後を追って復唱する英語学習法のことです。

流れている音声を「影」のように追いかけるので、「シャドーイング」といいます。
シャドーイングでは、音声を聞き終わってからリピートするのではなく、
流れている音声を追いかけるように復唱することがポイントです。

もともとは、プロの同時通訳者のための訓練法でしたが、リスニングやスピーキング力の向上が期待できることから、英語学習者の間で一般的に取り入れられるようになりました。

シャドーイングの効果は?

シャドーイングを行うことによって、次のような効果が期待できます。

発音改善
シャドーイングは、お手本のすぐ後に続いて復唱するため、発音の改善が期待できます。
その場で即座に聞こえた通りに発音するため、特に英語独特のイントネーションやリズム、アクセント(音の強弱)を身に着けるにあたっては、一文を聞いてからリピートするよりも、効果が高いです。

リスニング力の向上
詳しくは後述しますが、シャドーイングはいきなり発音するわけではなく、何度も音声を聞いてから練習をおこないます。内容を理解しながら正しい発音で復唱するためには、集中して音声を聞く必要があるため、リスニング力の強化が期待できます。

スピーキング力の向上
詳しいやり方は後述しますが、シャドーイングを行う際は、自分の声を録音して聞くことで、スピーキングを改善することができます。また、何度も同じ音声を聞くことで自然と英語表現が身に付き、実際の会話で使用できる表現の幅が広がります。

語彙力の強化
シャドーイングの練習を通して、意味を考えながら何度も自分で単語を発音することによって、単語帳などで受動的に覚えるよりも、実際に使える語彙を増やすことができます。

うまくできない!難しい!そんなあなたは、シャドーイングに向いていない人?

「シャドーイングは効果がない!」という声をたまに耳にしますが、シャドーイングは目的やレベルによって向き不向きがあります。

下記3つの条件に当てはまる人は、シャドーイングに向いていない人です。

3.1 英語学習初心者

先述した通り、シャドーイングはもともとプロの通訳者向けの訓練法であるため、難易度が高く、英語学習の初心者にはおすすめできません

ネイティブスピーカーのナチュラルスピードについていけない段階で、シャドーイングの練習を行っても、ただ効果が低く、苦しい学習を無駄に行うことになってしまいます。発音の改善も期待できませんし、おそらく英文の内容も理解できないでしょう。


 英語学習初心者の方はまず、精聴から取り組むことをおすすめします。
詳しくは後述しますが、精聴で使用した教材をそのままシャドーイングで使うのは、
とてもおすすめです!

3.2 読解力アップを目指す人

シャドーイングに限らず、基本的にリスニングやスピーキングの学習では、
自分のリーディングレベルよりも一段階下げた教材を使用します

これは持論ですが、理由は下記のアクティブ・ボキャブラリーとパッシブ・ボキャブラリーという概念に深く関りがあると私は考えています。

アクティブ・ボキャブラリー(下記すべてに当てはまる語彙)
・読んで意味が理解できる
・スクリプトなしで聞き取って意味がわかる
・スピーキングやライティングで自ら実際に使用できる

活用できる語彙


パッシブ・ボキャブラリー(下記すべてまたは、いずれかに当てはまる語彙)
・読んで意味が理解できる
・スクリプトなしで聞き取って意味がわかる
・スピーキングやライティングで自ら実際に使用できない

受動的な語彙

リスニングやスピーキングの学習を効果的に行う際には、使用する教材の大部分をアクティブ・ボキャブラリーが占めている必要があります。


難しいことを言っているようですが、実は簡単です。


通常は誰でも、語彙数・レベル共に

アクティブ・ボキャブラリー < パッシブ・ボキャブラリー

です。

英検1級を取得した私の現状も例外なく👆です。


要は、

読んで意味がなんとか理解できるだけで、実際の発音も使用方法もわからない単語を、聞き取って理解し、自分の言葉で返答するなんて不可能だから


です。


読解力の強化は上記パッシブ・ボキャブラリーを増やすことに繋がります。
(正確には、パッシブ・ボキャブラリーの中で、遭遇する機会の多い単語はアクティブ・ボキャブラリーに昇格するといえるのですが)

したがって、アクティブ・ボキャブラリーを積極的に強化することを目的とする、シャドーイングでは、読解力の向上はあまり望めないといえます。

3.3 コツコツ努力できない人

シャドーイングは何度も音声を聞きながら、発音できるようになるまで繰り返し行う必要があるため、コツコツ努力できない人にはおすすめできません。

また、一度にまとまった時間をとることができない場合には、後述するやり方でシャドーイング学習を行うことが難しいと思います。

そういった場合には、何度も聞いたことのある、お気に入りの洋楽や映画のシーン、ラジオ番組等を使用して、「ながらシャドーイング」をするのもおすすめです。
自分の声を録音できないのが難点ですが、それでも続ければ少しずづ英語力がアップしますよ!

私はよく洗濯物畳みや料理をしながら「ながらシャドーイング」をしています・・
働くママは忙しい💦

シャドーイングの効果的なやり方

4.1 シャドーイングの準備

まずはシャドーイングで使用する教材を準備していきましょう。
教材選びの方法は、ディクテーションと同じなので、ここでは割愛します。

ここでは実際にシャドーイングの練習を始める前に、皆さんに声を大にしてお伝えしたいことがあります!


それは、

① ディクテーション
② 精聴
③ シャドーイング
④ 多聴

①~④すべて同じ教材を使いまわしましょう!

ということです。


理由は、

リスニング学習の最終目標は、前述したアクティブ・ボキャブラリーを増やすことがだから

です。


・・これがこの記事で一番お伝えしたいことであると言っても過言ではありません。


あなたは何のために英語を聞き取れるようになりたいのでしょう?

会話で相手の言っていることを理解して、自分の意見を伝えたいから

ですよね?

コミュニケーションは基本的に双方向なので、実際の会話で相手の発言を聞くだけという機会は稀です。

もちろん、私は映像や洋楽が聞き取れるようになれば良いから、話せなくても良いという人もいるでしょう。
その場合であっても、結局は自分で発音できない表現は聞き取れるようにならないので、同じ音声を繰り返し聞いて、発音する学習が必要なのです。

何度も目にして、聞いて、発音した表現は、実際に使えるようになる可能性がとても高いです。
日本人が英会話が苦手である理由の一つは、アクティブ・ボキャブラリーの少なさにあります。

ぜひ、同じ教材をとことん使い倒して、「確実に使える」表現を増やしていきましょう!

4.2 リスニング(スクリプトなし)

では、実際に練習を始めましょう。

理由は後述しますが、いきなりシャドーイングの練習を始めてはいけません。

まずは、スクリプトを見ないで、お手本音声の全文を聞きます。
集中して聞き、全体の内容をざっくり把握しましょう。

ディクテーションや精聴で、何度か使用している教材であれば、前回その教材を使用してから時間が経っていたとしても、一度聞けば多分7~8割の内容は理解できると思います。

4.3 リスニング(スクリプトあり)

今度は、スクリプトを見ながら、一度全体の音声を聞きます。

新しい教材を使用する場合は、ここで未知語の意味調べをする必要があるのですが、教材使いまわしをしている皆さんは意味調べの工程をスキップできます。

スクリプトなしでリスニングを行った際の理解が正しかったか、確認しながら聞きましょう。

4.4 オーバーラッピング(スクリプトあり)

実際にシャドーイングを行う前に、まずはスクリプトを見ながらお手本と同じ速度で、(自分の声をお手本に被せるように)音読します。

この練習法をオーバーラッピングと言います。

シャドーイングよりは難易度が低く、とっつきやすいと思います。
また、リズムやイントネーションをお手本に合わせて音読するので、英語の自然な流れが身に付きやすいです。

4.5 シャドーイング(スクリプトあり)

ここからがシャドーイングの本番です。

シャドーイングを開始する前に録音機材を用意してください。
スマホの録音機能でOKです。

スクリプトを見ながら音源に少し遅れて音読します。
このとき自分の声を必ず録音してくださいもちろん、録音前に何度も練習してOKです!


さらに初心者の方は
・スロー再生OK
・一文/節/句ずつ区切ってOK

ですが、

あまりブツブツ区切りすぎると、かえってやりにくいです。
途中で躓いてしまっても気にせず最後まで続けましょう。

最後まで終わったら、スクリプトを見ながら、録音した音声を聞きます。
うまく発音できていない箇所や、聞き取れていない箇所を確認しましょう。

録音音声の確認が終わって、時間が許せばもう一度、スクリプトを見ながらシャドーイングをしてみましょう。

4.6 シャドーイング(スクリプトなし)

今度は、スクリプトを見ないで、シャドーイングを行います。
このときも、必ず録音してくださいね!もちろん、録音前に練習してOKです。

聞こえてくる音声のみを頼りに、音源に少し遅れて発音しましょう。

一度スクリプトを見ながら練習しているので、ある程度はできるかと思いますが、
スクリプトありのときと同じで、上手くいかなければスロー再生も、一時停止もOKです。

ここでは、スクリプトの文字情報に流されず、聞こえてくる音声のみに頼って練習するため、この方法を何度も繰り返し行えば、自然な発音が身につくはずです。

全文通してシャドーイングが終わったら、最後にスクリプトを見ながら、録音した自分の声を聞きます。

お手本通りに発音できるようになるまで、何度も練習してくださいね!

音源が自分の声で聞こえない?そんなときはどうするか?

シャドーイングやオーバーラッピングの練習をしていると、自分の声が音源に重なり、お手本の正しい発音が聞き取れないことがあります。


この問題の解決方法は以下の3つです。
① いきなりシャドーイングせずに、まずはお手本の音声を聞く
② 練習の時は小声や口パクでもOK
③ イヤホン使用時は、片方だけ外してみる


しかし、十分に練習した後、録音の際は、むしろ自分の発音を確認する必要があるので、お手本の音声と重なってしまうことを気にする必要はありません。


だからこそ、先述した通り、

内容や、発音、イントネーションを暗記してしまうくらい、同じ教材を使い倒すことが重要

なのです。

まとめ

いかがでしょうか?

この記事が少しでも、シャドーイングのやり方に悩んでいる方のお役に立てれば嬉しいです♡

次回は、いよいよリスニングシリーズ最終回、【多聴編】です♪


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新卒で高校教員を10年弱経験後、派遣社員を経て、 一部上場企業に転職したワーママ。小学生の息子てぃーくんと夫のわいさんと楽しく暮らしています♪


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